訪問レポート

恩方育成園 様(東京都)

施設外観

社会福祉法人
東京都手をつなぐ育成会
恩方育成園 様

  • 東京都八王子市
  • 障害者支援施設

東京都八王子市の恩方育成園様は18歳以上の入所者様がいらっしゃいます。

商品の陳列
会場セッティングの様子

広めの部屋をご用意いただけましたので、車椅子をご利用の方の導線なども考慮しながら会場セッティングができました。

足の計測や靴選びの様子1
足の計測や靴選びの様子2
足の計測や靴選びの様子3
足の計測や靴選びの様子4

入所者様が会場にいらっしゃいました。
順番まで自室などで待機できるので、入所者様の待ち時間も少なく済みます。
入所者様の障がいの状況や普段の生活など、職員の方にお聞きしながら足の計測や靴選びを行っていきます。

靴を選んでいる様子1
靴を選んでいる様子2
靴を選んでいる様子3
靴を選んでいる様子4

色やデザインなどお好みは皆様それぞれです。
入所者様ともお話をしながら、履き心地やお好みをお聞きして靴を選びます。

試し履きの様子1
試し履きの様子2

実際に立ったり、歩いてみることは靴の試し履きでとても大切です。
その場で入所者様のご意見をお聞きして、サイズ変更なども行います。

スパットシューズの試し履きの様子1
スパットシューズの試し履きの様子2

履きやすさ、脱ぎやすさも重要なポイント。
手を使わずに履ける当社の人気商品「スパットシューズ」も好評でした。

試し履きの様子5
試し履きの様子6
試し履きの様子7
試し履きの様子8

皆様、素敵な靴は見つかったでしょうか?

会場の様子

ご利用ありがとうございました!

【施設職員様インタビュー】

ご利用者様
クエスチョン

施設での生活で大切にされていることを教えてください。

アンサー

入所者の方それぞれの在る力を活かして、一人ひとりの生活を大切にすることを考えて支援をしております。

クエスチョン

コロナウイルスの流行で大変なご苦労があるかと思いますが?

アンサー

施設が地域から離れている場所にある中で、閉鎖的な空間になりやすい特性があります。
コロナウイルスの流行で、日常の生活の中で外出ができない。
その中で「どのように社会生活を継続させていくのか?」「地域の中で生活していくのか?」という大きな課題がありました。
また、「楽しみ」などをどのように作っていくのか?という事も良く考えて対応しました。
もちろん感染症対策として、医療面・健康面をどのように維持していくのか?
ウイルス等を持ち込まないなど非常に大変でした。

クエスチョン

「ホームでシューズ」ご利用のきっかけを教えてください。

アンサー

利用者さんがサイズの合わない靴を履いていて、転倒をすることなどがあり、靴選びについて考える機会がありました。
利用者が自分で店舗に行くことが難しいので、施設に来てもらえる方法はないかと思い、ネット検索したのがきっかけです。

障がいのある方は、ご自分の気持ちを表現するのが難しい場合が多いです。
決して気持ちが無いわけではなく、それを伝えていくのが難しい方が多い。
それを察していくのが私たちの大きな仕事なんですが、「靴」に関しては知識がないこともあり後手に回っていました。
靴の形状、材質も含めて、どのような靴が利用者さんに向いているのか?など大きな悩みでもありました。

クエスチョン

今回、実際サービスを受けていかがでしたか?

ご利用者様1
アンサー

お店だと落ち着いて座っていられないことも多いのですが、施設の慣れた環境の中で慣れた人たちが傍にいるということ、興奮しても一度お部屋に戻って出直しができるなど、とても良いと思います。
施設での生活は受け身的になりがちですが、自分で色を選んだり、この靴がいいとか、OKサインをする方がいたりとか、利用者さんの新たな表現や一面が見れました。
初めはコロナ渦で新たな業者が入るのはどうなのか?と思いました。
でも、施設の慣れた空間に来てくれるというのは、利用者さんにとってとてもメリットがあると思いました。

ご利用者様2
アンサー

慣れた空間だから、利用者さんが落ち着いて靴を選べたんだと感じました。
これまでも支援員さんが個別支援で靴屋に一緒に行って靴を買ってはいました。
今回、スタッフさんがとても手厚く、支援員さんに靴選びのポイントなどを丁寧に教えてくださいました。
今後の支援員さんの靴選びの知識の向上にもなったと思います。
こういう機会が増えれば、施設の利用者さんの靴に関する知識や関心が高まっていくと感じました。

ご利用者様3
アンサー

利用者さんが楽しそうに靴を選んでいる姿を見れたのがとてもうれしく、企画をして良かったと感じました。

ご利用者様4
アンサー

利用者さんがとても喜ばれていたと思います。
本来、地域で生活していくことを考えると、お店で購入するのが一番ではあるのですが、実際のところ、高齢化や身体の機能の低下などで、外出することが大変な方も多くいらっしゃいます。そういう方にはこのようなサービスはとても良いことで、私たちもとても助かります。
利用者さんの支援については、それぞれの分野でそれぞれの専門家が対応する包括的な支援がとても大切になります。その中で「靴選び」に関して、今回、専門家に入っていただけて、とてもありがたいことだと感じています。

クエスチョン

その他、ご感想などありましたらお聞かせください。

アンサー

施設や病院などでの生活では靴はすごく大事で、ここにいる方たちはほとんどの時間靴を履いているんです。寝床に入る以外はほとんど靴を履いての生活になりますので、靴は身体の一部のようなものです。靴が合う合わないはとても大きな問題ですので、プロの方に見てもらえて良かったです。

また、思った以上に靴の選択肢が多く、利用者さんの希望に沿ったものを用意していただきました。その場でフィッティングもできてとても良かったです。
これを機に近隣店舗との連携ができたことも、とてもありがたいです。

クエスチョン

今後の「ホームでシューズ」のご利用はいかがでしょうか?

アンサー

是非、今後も継続をさせていただきたいです。
利用者さんの為になる取り組みだと考えておりますので、引き続きよろしくお願いします。

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