プレスリリース

埼玉県社会福祉法人社会貢献活動推進協議会が運営する「衣類バンク」を通して、子供靴を寄付

 当社は、埼玉県社会福祉協議会と埼玉県社会福祉法人社会貢献活動推進協議会を通じて、困窮世帯の子供たちへ無償で靴を提供します。

経済的な事情から子どもの服を買えない家庭を支援しようと、県内約220の社会福祉法人でつくる埼玉県社会福祉法人社会貢献活動推進協議会は、困窮世帯の「貧困の連鎖」を断ち切るべく、昨年度、県域で行う全国初の取組みとして「衣類バンク事業」を始めました。相談者の多くは母子世帯であり、「女性の貧困」「子どもの貧困」は大変深刻であることから、社会福祉法人が運営する保育所を中心に子どもの衣類等を集め、必要とする世帯に無償で届ける活動を行っています。その中で、靴の需要も非常に多い事から当社のCSR活動の一環として、子供を対象にスニーカーを中心とした子供靴を寄付することで、貧困をなくすための協力をします。

2019年10月30日 第1弾として、子供向けスニーカー 226足 寄付しました。

「衣類バンク」は、衣類・靴の写真を撮影し、事務局となる県社会福祉協議会のデータベースに登録。必要とする家庭からの「身長120センチサイズの男の子の服」などの要望に応じて事務局が衣類を選び、保管している保育所から発送する仕組みです。

低所得で生活が苦しい、子どもが多いので新しい服を買う余裕がない、親に遠慮し新しい服を買ってほしいと言い出しにくい子どもたちへ、今回の取り組みをスタートとして、他県への社会福祉法人にも、協力して行きます。

2015年9月国連サミットで採択された、2030年までの国際開発目標に則って、弊社の環境に配慮した活動としてSDGsに照らし合わせると、「① 貧困をなくそう 」「③ すべての人に健康と福祉を」に該当しており、関連付けながら事業の発展に臨みます。

衣類バンク
子供靴を寄付イメージ

写真、右より
社会福祉法人 埼玉県社会福祉協議会 副会長 石川 稔 様
同、生活支援部生活支援課 課長 印南 麻衣子 様
株式会社チヨダ CSR室 安立 邦広
埼玉県 社協マスコット シャキたまくん

子供靴を寄付イメージ

埼玉県社会福祉協議会「彩の国すこやかプラザ」にて

「埼玉県社会福祉法人社会貢献活動推進協議会」とは、県内の社会福祉法人が協働し、地域住民の困難な福祉課題の解決のため、公益的な事業を行い、社会福祉法人の役割や使命を果たすことを目的として社会貢献活動を実施しています。平成26年9月から本協議会で行っている彩の国あんしんセーフティネット事業では、生活に困っている人たちに寄り添う支援として、総合相談支援や現物給付支援を行っています。