IR・投資家情報 株式会社チヨダ  |  東証プライム 証券コード:8185

株主の皆様へ

株主の皆様には、
日頃より格別のご高配を賜り
厚くお礼申し上げます。

2024年2月期第2四半期の取り組み

 当第2四半期累計期間は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による行動制限の解除により、個人消費の回復やインバウンド需要の増加など、緩やかな景気回復基調となりました。しかしながら、原材料・エネルギー価格の高騰や円安による物価上昇、ウクライナ情勢の長期化等の影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
 このような環境下、当社は、「ReBORN(リボーン)」と言う業績復活戦略を掲げ、「靴専門店としてのサービス向上」「販売チャネルの拡大」「デジタルマーケティングの強化」など、様々な施策に取り組んでまいりました。
 「靴専門店としてのサービス向上」に関しては、顧客満足度向上の為、従業員のマインド改革と商品のはきごこち改革に取り組みました。シューフィッターの知見や技術を生かしてお客様の靴選びの悩みに応え、ぴったりの1足をご提案する予約サービス「靴のはきごこち 相談会」の開始や、立ったまま手を使わずに履ける「スパットシューズ」、スニーカーソールを採用したアクティブに動ける「スニーカーパンプス」など、靴専門店ならではの日常の便利さを追求した商品開発、そして、はきごこち研究所による品質向上への取り組みなど、靴 専門店としての差別化、競争力強化を推進しました。
 「販売チャネルの拡大」では、店舗とECサイトの相互活用を進め、お客様の利便性を高めるとともに、訪問販売や法人向け直接販売の実施により新たなニーズを掘り起こすなど、実店舗以外の売上強化を推進しました。また、百貨店向けの紳士靴卸販売を行うトモエ商事株式会社を完全子会社とするなど、新たな販路を拡大しました。

 「デジタルマーケティングの強化」では、TVCMやWEBなどを活用した販促を強化し、新規顧客獲得に努めました。また、店舗アプリ会員向けのポイント還元キャンペーンなど、既存顧客へのサービスも継続的に実施しました。
 原材料・エネルギー価格の高騰や円安による仕入価格上昇の影響はありましたが、以上のような施策により、売上高が前年同期を大きく上回ったことで、当第2四半期累計期間は、増収増益となりました。
 今後も更に、「靴専門店としてのサービス向上」「販売チャネルの拡大」「デジタルマーケティングの強化」を推し進め、サステナブルな取り組みも積極的に行い、顧客満足度を向上させることで、靴専門店としての付加価値向上、企業価値向上に取り組んでまいります。
 当社は、「ReBORN(リボーン)」と言う業績復活戦略のもと、今後も新たな商機に積極的にチャレンジしてまいりますので、株主・投資家の皆様におかれましては、今後も一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2023年11月

代表取締役社長 町野 雅俊

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