西部を生き抜く道具 ウェスタンブーツ

Tony Lama(トニーラマ)

ウェスタンブーツは別名カウボーイブーツとも呼ばれ、カウボーイが乗馬に使うために考案されたブーツです。誰もがその名は知っている、ブーツの代表格の一つですね。
そのスタイルは、先のとがった長いロングブーツで、メンズのブーツにしては珍しくヒールが高く作られています。
西部開拓時代に誕生したと言われている、見た目にも美しいウェスタンブーツですが、そのデザイン一つ一つに理由がある、まさに生き抜くためのブーツなのです。

一番の特徴であるその長さは、乗馬の際にサボテンのトゲから足を守る為の形状で、激しい動きによってブーツが脱げてしまわない為の工夫でもあります。
更には、どこに潜んでいるかわからないサソリや毒蛇から足を守る為でもあり、サソリの毒針や毒蛇の牙が貫通しないよう、分厚い革でできているのが特徴です。
これは余談になりますが、西部開拓時代の当時、ブーツを履くときはいったん逆さにして、サソリや毒蛇が入り込んでいないか確認してから履いたそうです。

美しくとがったつま先部分は、乗馬の時に『鐙(あぶみ)』に足を通し易くする為であり、動く馬にまたがった時に素早く足を通すことが出来ます。また、高いヒールは鐙にひっかかり易くするための形状で、激しい乗馬の動きの中でも鐙から足が外れない様にするための機能です。



SAVOY (サボイ)

そして、ウェスタンブーツのアイデンティティである刺繍は、革の耐久性を高める為の補強の役目も持っているのです。
またその製造過程では、一切の金属を使わずにほぼ革だけを使ってつくられていました。金属はさびて周囲の革を腐食させてしまうからです。
この様にウェスタンブーツは単に履くだけの靴ではなく、厳しい西部開拓時代を生きていくための『道具』としてのブーツだったのです。

現在でも当時と同じ手法で作られたウェスタンブーツも存在しますが、その美しいデザインや形状はファッションユースのブーツに受け継がれています。
そんなウェスタンブーツの歴史を考えながら、ファッションに取り入れると、一味違うコーディネイトが楽しるかもしれませんね


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