画期的な製造方法~セメンテッド式製法~

セメンテッド式製法

比較的新しい製法で、日本では1950年代頃から使われている製法です。

それまでは縫い糸によってそれぞれの部材を張り合わせていましたが、縫い糸に代わり接着剤によって張り合わせます。

通常はセメンテッド式製法と呼ばれることが多いですが、セメント式製法とかラバー製法とも呼ばれることがあります。
このセメンテッド式製法はとても画期的で、靴の大量生産を可能にした製法なのです。

縫い糸による製造方法だと、たとえ機械化されていたとしても必ず人の手による工程があり、更に時間のかかる「縫い」工程も多いので生産の効率は悪く、その為に靴の価格は今より高いものでした。

このセメンテッド式製法の登場により、たいていどんな材料でも加工することが出来、それまでより製造できるデザインの幅も広がったのです。また、手間のかかる「縫い」の工程もないことから、作業時間と手間を減らすことが出来、価格も大幅に下げることが出来るようになったのです。

現在、私たちが低価格で高品質な靴を入手できるのは、このセメンテッド式製法の導入によるところが大きいのです。
一昔前までは高価なものだったブーツやドレスシューズを、お手ごろな価格で生産できるようになったのもこの製法のおかげです。


セダークレスト・カーキコレクション

自由度の高い生産方法ですから、今まで出来なかったデザインの靴などもたくさん世に出現し、日本のファッションシーンのけん引役にもなりました。
また、縫い目のない製造方法の為、水の侵入に強いという利点もあります。

良いことばかりのセメンテッド式製法ですが、過去にはデメリットもありました。
それは、縫い目がない故に空気の通り道がありませんので、蒸れやすいという欠点があったのです。また、耐久性の低いものもあり、接着の接合部分から剥がれてしまう事も稀にありました。

しかしこれは、接合に使用する接着剤のめざましい進化と、通気口の設置が可能になる等の製造技術の進化により、ほとんどの靴がこの欠点を解決したのです。
今ではこのセメンテッド製法により、私たちの周りに高品質な靴がお求めやすい価格であふれていますね。


当社の「公式通販サイト」でも、高品質でお洒落なデザインの靴を、お求めやすい価格でたくさん取り揃えております。是非、ご覧になって見て下さい。