ご存知ですか?内羽根式と外羽根式

内羽根式

内羽根式と外羽根式という言葉をご存知でしょうか。革靴の靴ひもを通す鳩目のついている部分を『羽根』と呼びますが、この『羽根』のついている位置や形状の違いによって、内羽根式とか外羽根式と呼呼んでいます。


ではこの内羽根式と外羽根式の違いはなんでしょう。


内羽根式は羽根の部分が靴の甲の部分と一体化、もしくは甲の前の部分に羽根が潜り込んだ形状の紐靴のことを言います。海外ではバルモラル(Balmoral)と呼ばれることもあるようです。

イギリスの王室が起源とも言われ、1850年代の前半頃にヴィクトリア女王の夫、アルバート公によって考案されたブーツがこのスタイルだったそうです。その形状から羽根の部分があまり開かないために、締め付けの調整がややしづらいという短所もありますが、見た目の雰囲気がエレガントで真面目な雰囲気のため、落ち着きのあるコーディネートに適しています。



外羽根式

一方外羽根式の場合は、羽根の部分が靴の甲の部分と一体化になっておらず、甲の前の部分に乗っかった状態になっています。


こちらの起源はヨーロッパと言われていて、1800年代の前半にプロシアの陸軍元帥によって考案された軍靴が始まりだそうです。その考案者の名前からブラッチャー(Blucher)と呼ばれることもあります。

その特徴は羽根の部分が全開しますので、靴の脱ぎ履きが容易に出来、締め付け具合の調整もしやすいという長所を持っています。そのため活動的な場面で使用する靴に採用されることが多く、内羽根式とは反対にカジュアルな位置づけです。



この様に、普段何気なく履いている革靴にも、歴史と裏付けられた機能があって、なんとなく感動してしまいますね。新しい革靴を選ぶときはちょっと違ったこだわりで見ることが出来るかもしれませんね。
当社の「公式通販サイト」でも、革靴を選ぶときの参考にしてみて下さい